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神のみぞ知るセカイ
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この漫画は、ヒロインキャラ一人一人が個性的だし、画もきれいで、なにより、内容が充実しています。よい、感じに深みがあって、とても面白いので、ぜひ読んでみてください
メビウス 2010-02-17 20:54:32
ギャルゲーの「落とし神」こと桂木桂馬が悪魔のエルシィにまといつかれ(こういうのも取り憑かれたって言うのかな?)、心に闇を抱える少女の駆け魂を集める物語の第3巻。
この作品、主人公が典型的な現実逃避で、もっといろいろ批判とかがありそうにも思うのだが、1・2巻のレビューを読む限り、意外に好意的なものが多い。その筋(オタク筋とでもいうか)の人しかレビューに参加していないためかも知れないが。
でも確かに面白いし、絵柄にも好感が持てる。それ以上に、リアルを否定し2D世界にこそ真実があると言い切る主人公の開き直りっぷりには、潔ささえ感じる。もう、まさにオタクの神様だ。
それに、現実逃避したって別に構わないと思う。誰に迷惑をかけるわけでもないし、すさんだ世の中なんだから、皆が心の中にリアルではない逃避先の一つや二つもってる方が、精神衛生上、いいに決まってる。かの江戸川乱歩もこう言ってた。「現世(うつしよ)は夢、夜の夢こそまこと」と。もちろん、それが引きこもりになっちゃうと具合悪いけどね。親も泣くし。
で、第3巻ではエルシィのライバルの(っていうか憧れ・尊敬する)優等生悪魔、ハクアが登場する。
このハクア、プライドが高くて、そのくせコンプレックスが強く、悪魔なのに心の中に駆け魂を抱えているわけだが、最近(っていうか、初めから)影の薄いエルシィよりも、ハクアの方がよっぽど桂馬との相性がいいと思う。いっそのこと、エルシィと替わって桂馬とコンビを組んで欲しい。ぜひとも再登場を願う!
匿名 2009-01-21 04:00:11
第3巻の登場です。
いわゆる打ち切りラインを超えて、ここから長期連載につなげることが出来るかどうか、重要な辺りかと思われます。
今回は、冒頭に番外編がひとつ、武道家ヒロインのパートがひとつ、ふたり目の悪魔が現れるパートがひとつ、合計3つのパートから構成されてると言えます。
まず番外編では、主人公が神たる所以であるギャルゲについての逸話をまたひとつ紹介しています。
今までに明かされたものは常人にしてみれば技術的に不可能と思えるものが多かったですが、今回は精神的に、それこそ常人ならすぐに投げ出すであろうゲームでさえ愛を持って攻略せんと立ち向かう姿は、まさに神としか言いようがありません。
続いての武道家ヒロインですが、こちらは文章量のため泣く泣く割愛しますが、今までのヒロイン同様のクオリティで、且つ既存ヒロインとはまた違う魅力のあるヒロインに仕上がってました。
そして、今巻のメインともいえるふたり目の悪魔ハクアですが、このキャラの登場により地獄や悪魔の設定・世界観などが語られ、1巻冒頭駆け足で説明されたものに補足がなされています。
ちなみにハクアもまたエルシィ同様、ヒロインとしてのフラグを立てつつ話が進められます。
さてようやく本題に入れますが、主人公は神と呼ばれていますが、それは所詮ギャルゲーマーとしての「落とし神」としての神だというように今まで描かれてきました。
しかし今回5匹目の駆け魂拘留、そして地獄でエリートと呼ばれていた悪魔を凌ぐかに見える頭脳を持つ主人公は、まさに文字通り神としか言いようのないスペックを誇っております。
落ちこぼれと言われたエルシィがここまでの活躍が出来たのも、ひとえに神の力があってこそのものでしょう。
そう考えると、この作品の主人公がいかに少年漫画の主人公らしからぬ存在であるかということが見えてくると思います。
要するに、主人公が成長しません。
既に行き着くところまで辿り着いてしまっているため、心境の変化こそあれ、目立って変わっていく部分がかなり少ないです。
しかし一方で、悩みを取り除かれたヒロインたちは大きな一歩を歩みだしています。
詰まる所この作品、主人公(神)を中心として登場するそれぞれのヒロインが、成長していく物語なのです。
じゃぁ最終的に主人公に訪れる結末とは何なのか。
変わっていったヒロインたちは、やがて神と呼ばれる主人公にとってどんな存在となるのか。
中々に読ませる作品だと思います。
匿名 2009-01-21 04:00:11
今回の駆け魂の持主は、武道家の春日楠。生き方の方向性が真逆の彼女に対して、桂馬はどう攻略するのか。そして、エルシィの友達ハクアの登場により、駆け魂の正体も明らかになります。巻末には楠のその後を、本体表紙にはPFPの説明を収録。
極端なまでの指向性を持った桂馬の存在に敬意まで感じられる理由の一端は、巻頭に収録されているストーリーで現わされている。とにかく中途半端ではなく、突き抜けているのだ。ゲームの世界に対する凄まじいまでの愛は、分野が違う人から見ても、超一流と呼べるものだろう。
エルシィの登場による強制イベントは、リアルとの接触を頑ななまでに拒否している桂馬を、否応なくリアルに向き合わせる。リアルイベントを攻略するため、桂馬がヒロイン達に向かって叫ぶ一言ひとことが、いずれボディブローのように桂馬に効いてくる時が来る気がする。
匿名 2009-01-21 04:00:11
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この作品、主人公が典型的な現実逃避で、もっといろいろ批判とかがありそうにも思うのだが、1・2巻のレビューを読む限り、意外に好意的なものが多い。その筋(オタク筋とでもいうか)の人しかレビューに参加していないためかも知れないが。
でも確かに面白いし、絵柄にも好感が持てる。それ以上に、リアルを否定し2D世界にこそ真実があると言い切る主人公の開き直りっぷりには、潔ささえ感じる。もう、まさにオタクの神様だ。
それに、現実逃避したって別に構わないと思う。誰に迷惑をかけるわけでもないし、すさんだ世の中なんだから、皆が心の中にリアルではない逃避先の一つや二つもってる方が、精神衛生上、いいに決まってる。かの江戸川乱歩もこう言ってた。「現世(うつしよ)は夢、夜の夢こそまこと」と。もちろん、それが引きこもりになっちゃうと具合悪いけどね。親も泣くし。
で、第3巻ではエルシィのライバルの(っていうか憧れ・尊敬する)優等生悪魔、ハクアが登場する。
このハクア、プライドが高くて、そのくせコンプレックスが強く、悪魔なのに心の中に駆け魂を抱えているわけだが、最近(っていうか、初めから)影の薄いエルシィよりも、ハクアの方がよっぽど桂馬との相性がいいと思う。いっそのこと、エルシィと替わって桂馬とコンビを組んで欲しい。ぜひとも再登場を願う!
いわゆる打ち切りラインを超えて、ここから長期連載につなげることが出来るかどうか、重要な辺りかと思われます。
今回は、冒頭に番外編がひとつ、武道家ヒロインのパートがひとつ、ふたり目の悪魔が現れるパートがひとつ、合計3つのパートから構成されてると言えます。
まず番外編では、主人公が神たる所以であるギャルゲについての逸話をまたひとつ紹介しています。
今までに明かされたものは常人にしてみれば技術的に不可能と思えるものが多かったですが、今回は精神的に、それこそ常人ならすぐに投げ出すであろうゲームでさえ愛を持って攻略せんと立ち向かう姿は、まさに神としか言いようがありません。
続いての武道家ヒロインですが、こちらは文章量のため泣く泣く割愛しますが、今までのヒロイン同様のクオリティで、且つ既存ヒロインとはまた違う魅力のあるヒロインに仕上がってました。
そして、今巻のメインともいえるふたり目の悪魔ハクアですが、このキャラの登場により地獄や悪魔の設定・世界観などが語られ、1巻冒頭駆け足で説明されたものに補足がなされています。
ちなみにハクアもまたエルシィ同様、ヒロインとしてのフラグを立てつつ話が進められます。
さてようやく本題に入れますが、主人公は神と呼ばれていますが、それは所詮ギャルゲーマーとしての「落とし神」としての神だというように今まで描かれてきました。
しかし今回5匹目の駆け魂拘留、そして地獄でエリートと呼ばれていた悪魔を凌ぐかに見える頭脳を持つ主人公は、まさに文字通り神としか言いようのないスペックを誇っております。
落ちこぼれと言われたエルシィがここまでの活躍が出来たのも、ひとえに神の力があってこそのものでしょう。
そう考えると、この作品の主人公がいかに少年漫画の主人公らしからぬ存在であるかということが見えてくると思います。
要するに、主人公が成長しません。
既に行き着くところまで辿り着いてしまっているため、心境の変化こそあれ、目立って変わっていく部分がかなり少ないです。
しかし一方で、悩みを取り除かれたヒロインたちは大きな一歩を歩みだしています。
詰まる所この作品、主人公(神)を中心として登場するそれぞれのヒロインが、成長していく物語なのです。
じゃぁ最終的に主人公に訪れる結末とは何なのか。
変わっていったヒロインたちは、やがて神と呼ばれる主人公にとってどんな存在となるのか。
中々に読ませる作品だと思います。
極端なまでの指向性を持った桂馬の存在に敬意まで感じられる理由の一端は、巻頭に収録されているストーリーで現わされている。とにかく中途半端ではなく、突き抜けているのだ。ゲームの世界に対する凄まじいまでの愛は、分野が違う人から見ても、超一流と呼べるものだろう。
エルシィの登場による強制イベントは、リアルとの接触を頑ななまでに拒否している桂馬を、否応なくリアルに向き合わせる。リアルイベントを攻略するため、桂馬がヒロイン達に向かって叫ぶ一言ひとことが、いずれボディブローのように桂馬に効いてくる時が来る気がする。